飲食店のバイトで要領が悪いと言われる人に知ってほしいただ一つのこと

飲食店のバイトをしている人なら気付いている人も多いかと思いますが、要領の良さがある程度必要となってきます。

中には要領の良さばかりを求めている人もいますので余計にです。

長年勤めているベテランさんは特にその気質があると思います。

私自身も店長をしていたので、その気持ちはよくわかるんです。

みたいなとこもありますからね。

要領が悪いと言われて中には傷ついている人もいるはず。

でも要領が良いとか悪いとかどの点を基準にしてるのか分かりにくいですよね。

そこで今回は飲食店のバイトで要領が悪いと言われる人が、意識すべき一つのことを話していきたいと思います。

要領が悪い人がやってしまいがちな飲食バイトでの働き方

飲食店のバイトはチェーン店であればあるほどスピードが求められがちです。

「要領が悪い」と叱責する人達もほとんどが仕事のスピードで仕事のできるできないを判断している人が多いんです。

遅い人は仕事ができない、要領が悪いなどのレッテルをはられてしまうのです。

ではなぜ要領が悪いとかを言われてしまうのでしょう。

それは要領の悪い人が完璧主義すぎるからです。

飲食バイトで要領が悪いと言われたくないなら完璧主義はやめる

完璧主義の人の特徴はこんな人です。

私が今までみてきた要領が悪いと感じる人は全員完璧主義でした。

普通に考えたら良いことなのですが、仕事上必ずしもそう言えるわけではありません。

ただ完璧主義すぎるととにかく仕事がどんどん遅れていきます。

飲食店の仕事は分単位、秒単位でうごなければなりません。

数秒の遅れがどんどん積み重なっていくとクレームにつながることもあるのです。

よくあるのが料理の提供遅れですね。

一つでも遅れるとその先の料理もどんどん遅れていきます。

そりゃあ可能なら100点を狙うべきですが、100点を狙って遅れが発生するくらいなら、多少雑になっても許容点ならだしてしまえというわけです。

学校や仕事の提出物も同じです。

完璧主義の人は自分のキャパを超えても同じように完璧を求めて行動してしまう為、要領が悪いと言われるのです。

まあ、とは言っても完璧主義の人が手を抜くことは中々できませんよね。

ではどうすべきなのでしょうか。

要領良く動きたい時に注目したいポイント

マニュアルの意味を考えて緊急事の対応を身につける

完璧主義の人はマニュアルはきっちり覚えているはずです。

あとはなぜそういうマニュアルになっているのか考えてみて下さい。

料理の作り方のマニュアルというのは基本的に、

このあたりを誰がやっても一定になるよう作成されています。

言わば余計なことをさせないようにする為のルールともいえます。

料理に入ってるもの、見た目、温度などの基準を満たせば他にも作り方は存在するはずです。

例えば、提供温度が90度以上必要でその為に3分加熱するみたいなマニュアルがあったとします。

同じように作ったとしても上記のような条件で温度は前後します。

マニュアル通りに作れば90度は超えるようになるはずです。

ですが、他の条件でも90度さえ越えれば問題なしともいえます。

だから実際加熱3分と書いていても2分50秒でも条件によっては90度を超えることは結構あるのです。

そのあたりを知っておくと緊急事にもかなりの応用がきくようになります。

自分のキャパを知ってキャパオーバーした時の対策を考える

予め自分のキャパはどれくらいなのかを把握しておきましょう。

そしてそのキャパの90%に達した時には今までと同じやり方をしてはいけません。

結局キャパをこえてしまうだけだからです。

例えばもう少しでキャパを超えるとなる前に、

このような行動にうつすように心がけます。

キャパオーバーしてしまうと頭の中がぐちゃぐちゃになりますから、立て直すのも困難になります。

できる人の動きをマネする

自分よりできる人の行動を観察してマネをしましょう。

結婚手っ取り早い方法だったりもします。

教えられた人や参考にした人によって成長のスピードも変わりますからね。

どの時間に何をして、どのような動きをしているのかしっかり観察しましょう。

そうすると要領も少しずつよくなってくるはずです。

まとめ

飲食バイトに慣れてきても要領が悪いと言われる人は完璧主義すぎる人です。

スピードが求められる飲食店では要領の良さはかなり大事なポイントです。

中々完璧主義から脱却するのは難しいですが、少しずつ改善して要領良く仕事をこなしましょう。