皆さんは新人に対してこんなことを思った経験がありませんか?
- 教えた通りにやってくれない
- 何回も同じことを聞いてくる
- 逆にわからないことを質問しにこない
これらはもしかするとあなたの教え方にも問題がある可能性があります。
正直私たちは教え方を教わることがほとんどないので、ある意味仕方のないことかもしれません。
でもだからと言ってこのまま教えても、新人は中々成長しません。
今回は教えるのが上手な人はどのようにして教えているのか?について紹介していきたいと思います。
Contents
仕事を教えるのが上手な人が行なっていることとは?
新人でも理解できるレベルに言い換えて話している
仕事を教えるのが上手な人は、教える相手によって使う言葉を変えて話しています。
新人に対して教えるなら誰でも分かるような言葉に置き換えて話しているんですよね。
例えば下記のような言葉は新人の理解度を下げてしまう要因になります。
- 略語
- エビデンスのようなビジネス用語
- 方言
自分は当たり前のように使っている言葉でも、新人にとっては当たり前の言葉でないかもしれません。
「例えば」を使ってしてほしいことをイメージさせている
仕事を教えるのが上手な人は例えをよく用います。
難しいことを話すときでも身近な物などで例えて話すと相手の理解度は一気に高まります。
結局どういうこと?何をすればいいの?状態になっているんですね。
ですので理解してほしいことややってほしいことがある時は、例えを用いてイメージさせてあげることが大切です。
やるべきことや言ってることのイメージさえわけば、そこからの理解スピードは一気に上がりますよ。
してほしいことを箇条書き方式で教えている
仕事の教え方が上手な人は、教えることが多岐にわたるときは箇条書き方式で教えています。
箇条書き方式とは、下記画像のようにやることを数字と紐付けて表してあげることです。
やることを数字と紐付けると、新人も抜けに気付きやすくなります。
箇条書き方式で教えるとメリットがたくさんです。
- やることが何段階で構成されているか分かるので全体像をつかめる
- 数字と紐付けているとストーリー要素があり復習しやすい
- 3つ目のやることって何だっけ?等と質問がしやすい
- 抜けに気付きやすい
教える側と教わる側のどちらにも大きなメリットがあるので、箇条書き方式で教えるのは本当におすすめです。
きちんと教えたことを理解しているか確認をとっている
仕事を教えるのが上手な人は、相手がきちんと理解しているか確認をとっています。
確認方法は主に次のどちらかで行うと効果的です。
- 説明したことに対しての質問を投げかける
- 教えたことを逆に説明してもらう
時間はかかりますが、逆に理解した内容を説明してもらうと間違いや勘違い、忘れてしまっているところなど簡単に見つけることが可能です。
自分の伝えたことって思ったより相手に伝わっていないことがほとんどですから。
自分の説明が完璧だと思わないこと、そして相手が頷いているからと言って完全に理解してもらえてるとは思わないようにしましょう。
まとめ
人に何かを教えるのは思った以上に難しいことです。
理解してくれない相手が悪いとイライラしてしまいがちですが、自分の教え方にも問題があったのではないか?と考えるようにもしましょう。
それを認識しているだけで、相手との距離感も縮まりお互いストレスを大きく溜めることなく仕事ができると思います。
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