飲食店のバイトがグングン育つ教え方のコツとは?具体例やオススメ本を紹介!

飲食店のバイトがグングン育つ教え方のコツとは?具体例やオススメ本を紹介!

スポンサーリンク

  • バイトへの上手な教え方がわからない
  • 教えてもバイトができないことでイライラしてしまう
  • バイトがもっと理解できるように教えてあげたい

こんな悩みを持った方いませんか?



私達は学校や職場で勉強や仕事を教わることはありますが、教え方を教わる経験があまりないので難しいですよね。

かつて私もバイトに教えても教えた通りにならなくてイライラした経験があります。


ですが本を読んだりしてコツがわかると、バイトに上手く教えられるようになり、イライラすることもなくなりました。

今回は飲食店のバイトへの正しい教え方を解説する記事となっています。


飲食店のバイトを育てる為に1番大切なことはバイトが辞めない環境を作れるかどうか

バイトが理解しやすくて早く育てられる教え方をしていても、育ったバイトがすぐに辞めてしまっては意味がありません。

バイトがすぐに辞めてしまう教え方というのは、教え方が上手とは言いません。


人手不足が止まらない飲食店では、いかに辞めない環境を作り早く育てられるかが重要となっています。

飲食店のバイトが辞めない教え方を教える記事が以下にありますので、合わせてお読み下さい。


飲食店の新人バイトがすぐに辞めてしまわない方法!教える人に教え方を教える方法とは?!飲食店の新人バイトがすぐに辞めてしまわない方法!教える人に教え方を教える方法とは?!

仕事を教える時にやってはいけない禁止事項

自分でやった方が早いと思って自分でやってしまうこと

「あ、自分のことだ!」

と思う人は多いのではないでしょうか?


スピードが重要な飲食店では、トロトロ仕事をされるとクレームに繋がるので結局自分でやってしまいがちです。

ですが自分でやっては意味がありません。


後ほど解説しますが、バイトにやってもらう仕事はお客様に迷惑がかからない仕事量をあらかじめ決めておく必要があります。


自分のものさしで物事を測ってしまうこと

イライラしてしまう1番の要因が、何事も自分のものさしで測ってしまうことです。


「これくらい簡単だから大丈夫だろう」

と自分基準で考えると、期待外れだった時にイライラしてしまいます。


そのイライラはバイトにも伝わるので、今すぐやめた方がいいでしょう。

やってくれたらラッキーくらいに考えているのが1番イライラしにくいです。


上手くいかない理由を他責にしてしまうこと

  • 「この前教えたでしょ!」
  • 「何で言われた通りにできないの?」
  • 「あの子は教えてもできないから…」

よくあるフレーズだと思います。


このように上手くいかない理由を他責にして、自分の教え方のどこがダメだったんだろうと考えられない人は、人に教える資格がありません。

「今回上手くいかなかったから次は教え方を変えてみよう」

と考えられる人だけが、人に教えられる人です。


仕事の意味を教えず作業だけを教えてしまうこと

作業が多い飲食店で、仕事の意味を教えても何の意味があるかわからない人もいると思います。

ですが、仕事の意味を教えることで理解度が増したり、成長するきっかけを与えることができます。



例えばお客様を待たせてしまった時に、

「お待たせしました!と言いましょう」

と作業だけを教える人と、

「お客様を待たせた時は、お待たせしました!と一言つけるだけで、クレームの発生を減らすことができます。待たせていたのに、お待たせしましたの一言もないのかと不満に感じさせてしまうこともありますし、他の箇所でもし不手際があった場合、不満に不満が重なってクレームに繋がりやすくなります。

もし、お待たせしました!と言って最初の不満をなくせていたら、不満に不満が重なることなくクレームが発生しなかったかもしれません」



このようにきちんと「お待たせしました」の意味や効果を伝えるのと伝えないのでは、バイトの受け取り方が異なってきます。


飲食店のバイトへの正しい教え方

まずは自分に余裕をもつこと

正直自分に余裕がないと、バイトに対して充分な教育をすることができません。

焦っているとイライラしたり、話しかけにくい雰囲気がでて逆効果です。バイトの失敗に対しての受容の心もなくなってしまいます。


自分に余裕をもつ為にも、

  • 取捨選択をする
  • 人に任せる仕事をあらかじめ決めておく
  • 仕事を後回しにしない
  • 初めは時間を投資する

このようなことを行いましょう。


特にやるべき仕事とやらなくてもいい仕事は、なるべく早く見切りをつけて分断しましょう。


安心感と信頼感を構築する

基本的な教え方は共通であったとしても、これから教えるバイトに合った教え方をしなければなりません。


そのバイトに合った教え方を見極めるのは、すぐにできるものではありません。

ですので、まずは安心感と信頼感を構築する必要があるのです。


バイトは教えてもらう人との間に安心感と信頼感がないと、意識が散乱して物事を理解できなくなってしまいます。

  • 質問しにくい
  • 威圧的で怖い
  • めんどくさがられている

こんな感じにバイトに思われていると、そのバイトは一向に成長しません。



安心感と信頼感を構築するには、「私はいつでもあなたの味方ですよ」という姿勢を示す必要があります。

  • 質問されたら元気良く返事する
  • 的外れな質問でも笑わずに共感して答える
  • ちゃんと見ているという視線を定期的に行う


このようなことをしておくと、安心感と信頼感が構築されます。

教える側が簡単なことや当たり前と思っていることでも、バイトからすると初めてやることは何でも難しいと感じていると覚えておきましょう。


仕事を教える時は全体像を教えてから

今から教えるのは全体の内のどの作業なのかを、教える前に教える必要があります。


作業だけを教えても点と点が無数に散らばっている状態になり、

  • どれくらいの仕事をできるようになったのか
  • なぜその作業をする必要があるのか

を理解できません。


点と点が線で繋がらないことで、理解度は大きく変わります。

飲食店の仕事だとわかりやすいですが、それでもわかりにくいところもあります。新人バイトなら尚更です。


料理の盛り付け部分の作業だけ教えても新人バイトは、

  • この盛り付けで料理が完成なのか
  • この料理には盛り付け以外にどんなことをしているのか

このように感じます。


ブログでも同じです。見出しや小見出しがない状態だと、何のことを書いているのか理解するのに時間がかかってしまいますよね。


MEMO
他にも基本のハンバーグの作り方さえ覚えてもらえれば、チーズハンバーグやデミグラスハンバーグはチーズをのせるだけ、ソースをかけるだけみたいに教えられます。一つ一つ覚えてもらう必要もないんです。

どこまで理解できているか随時質問することを忘れない

バイトは教えられたことをきちんと理解できているかわからない為、すぐに不安になってしまいます。失敗することも恐れています。

ですので、バイトに安心感を与えるためにも随時質問するように心がけましょう。


質問する時のコツですが、はいやいいえで答えられるものではなく、

  • 「この食材は何グラム?」
  • 「ここでの注意点は何だった?」
  • 「お客様を待たせてしまった時に使う接客用語は?」

このように自分の言葉で言えるような質問を投げかけられるとGOODです。


飲食店ではバイトやパートにも教え方を教える必要がある

飲食店の社員や店長が全ての新人に1人ずつ教えるわけにはいかないので、ベテランのバイトやパートにも新人に教えてもらう機会がたくさんありますよね。

ですが、そのバイトやパートが正しい教え方を知らなければ、新人に負担をかけることになってしまいます。


特にバイトやパートは新人が辞めてしまっても特に責任がないので、教える時の意識が薄れがちです。

バイトやパートに教え方を理解してもらうには、コツコツ店長や社員が努力して伝えていくしかありません。

教える時の注意点を店内会議で決めたり、1人ずつ説明するのもいいでしょう。


私は教え方を教える人を数人決めて、1人ずつ注意点や順序を説明していました。足りないところは、後で確認や補足をすることで補っていましたね。やはり年齢の近いバイト同士だと、本音を言えたりするので馴染んでもらいやすく、離職率が1年間ゼロになったこともありました。

教え方をもっと勉強したいなら

私も以前までは、上手く教えられなかったりして悩んでいる時期がありました。

その時に参考にさせてもらったのがこちらの【教え方が変わると人は育つ!世界一わかりやすい教える技術】という本です。



本の内容をヒントに教え方を今までとは変えることで、バイトの成長が大きく変わりました。

1番大きかったのは離職率が今までの半分以下となったことですが、やはり辞めない環境を作ることが1番経費がかからずバイトを成長させることができます。


まとめ

教え方を今までと変えるだけで、教わる側の気持ちや理解度が大きく変わります。


昔であれば、

  • 「見て覚えろ!」
  • 「何度も同じこと言わせるな」

みたいに教えても問題はありませんでした。1つの会社で長く勤めることが正義みたいな風潮もありましたし。


ですが今は違います。昔のやり方では新人は育ちませんし、すぐに辞めていきます。

人手不足な飲食店だからこそ余計に教え方には気をつけていきたいものです。


店長のお願いの仕方でアルバイトの出勤率が変わる!心理テクニックを紹介!店長のお願いの仕方でアルバイトの出勤率が変わる!心理テクニックを紹介!
ランキング参加してます。よろしければポチリお願いします! にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村
スポンサーリンク

2 COMMENTS

ゆー

初めまして。私のバイト先に読んでもらいたいです!!(>__<)( ; ; )

前職(飲食店)ではこんなことなく伸び伸び動けて割と評価されてる方だったと思いますが、自分でもなんでこんなに極度の緊張が中々解けないのか原因がわからず辛いです( ; ; )

それに逐一ダメ出し・注意ばかりで常に監視されてるようで言い方もキツいし、かなり精神的に辛いです。
自分がやること全てダメだと言われてるようです。

教わる時はほぼメモして毎日見返してますし、質問するにも前置きして言い方にも気をつけて聞いてるつもりですが、常に何かが気に食われないようです。

何をやるにもキツく言われるような感じだし、何か体がブロックしてしまう感じがあり自分の職場という感じを持てず、全く自信を無くし本当に毎日気が重く、行きたくないです。
中々「よし、やってやろう!」と思えません( ; ; )

返信する
ゆー

度々すみません。
先ほど投稿したコメントが、入力画面ではちゃんと全文表示されるのに、確認画面ではなぜか最初の方10行位が抜けて表示されてしまったままなので、念のため一部再送します。

↓↓

私は勤務3週間で、勤務先は大手チェーン店で勤務条件はホワイトだと思いますが、アルバイトでもポジション毎に昇給制度があり、トレーナーのランクもあります。

そのトレーナー資格を持ったアルバイト(お局様数名)が新人アルバイトに教えているのですが、コロナでマスクをして目しか出てないから尚更感じるのですが、笑顔が無く真顔で、こちらが質問する隙もなく早口に一度に沢山話されると、とにかく恐怖・威圧感を感じます。

新しい職場で不安・緊張で全身がガチガチに固まり視野も狭くなってるので、なおさら感じます。

心身ガチガチなので頭の中の情報がうまく結びつかず違うことをしてしまったり、「早くやらないと時間かかり過ぎと言われそう」という焦りが拍車をかけ手が当たって物を落としたり、すぐに頭と行動が結びつかず考えながらやってると、やる前からまるで何も覚えていないのかと言うように「こうやってください」と言ってきたり(後で社員から、「トレーナーが何度も聞いてくると言っていた」と言われました☆)、とにかく緊張が解けず視野も1点になってしまってます(>_<)( ; ; )

前職(飲食店)ではこんなことなく伸び伸び動けて割と評価されてる方だったと思いますが、自分でもなんでこんなに極度の緊張が中々解けないのか原因がわからず辛いです( ; ; )

それに逐一ダメ出し・注意ばかりで常に監視されてるようで言い方もキツいし、かなり精神的に辛いです。
自分がやること全てダメだと言われてるようです。

教わる時はほぼメモして毎日見返してますし、質問するにも前置きして言い方にも気をつけて聞いてるつもりですが、常に何かが気に食われないようです。

返信する

ゆー へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です