【注意】無料音楽サイトCabos使用で72万支払った話

無料音楽サイトで72万支払った話

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無料の音楽サイトを利用したことありますか?

無料で音楽が聴けるからほんと便利ですよね。しかし無料のものは安全なものもありますが、怪しいものもあります。


僕は実際に無料の音楽サイトを利用して、罰金を取られた過去があります。

今回は僕が大学生の頃に、本当に起きた話です。


事の始まり

大学4年生の頃、一通の手紙が届きました。

「誰からだろう?」と思い見てみると、なんと弁護士から届いていました。



恐る恐る内容を確認すると、

「音楽ファイルの違法アップロードにより、不特定多数のインターネットユーザーに対して送信できるようにしていたとして、著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが株式会社〇〇〇から持たれています。調査したところ、お客様のIPアドレスが確認されました。」

ざっくり内容はこのような感じだったと思います。



何のことかさっぱり理解できず、何かの勘違いだろうと思っていました。

しかし、2枚目以降に違法アップロードされた曲がずらりと書かれているのを見た瞬間、背筋が凍りました。


「自分のiPodに入れてある曲が全て書かれていたのです」

Cabosという無料音楽ダウンロードサイト

当時、iPodに無料で音楽を入れられるCabosというサイトが非常に流行っていました。

僕もやり方を教えてもらい、そのCabosというサイトから音楽をたくさんダウンロードしていたんです。



1000曲以上はしていましたね。

「無料だから怪しい」「Cabosって使っても大丈夫なの?」

という考えは1ミリもなかったです。


だって、

「皆やってたから」

それだけです。


逆に、

「CDをレンタルしたり有料のダウンロードで高いお金を払ってる人なんているの?」

って思ってました。


弁護士とのやり取り

違法アップロードされた曲を見て、背筋が凍った僕はすぐさま弁護士へと連絡しました。

そもそもアップロードをどうすればできるかなんて全く知りません。



僕がやったことは、

【Cabosというサイトから音楽をダウンロードしたこと】

以上です。


しかし紙には、違法アップロードでを著作権侵害したと書いており、Cabosなんて言葉は一言も書いてなかったんです。

そのことを弁護士に話すと、詳しく話を聞きたいので一度来てくれと言われました。



この時は、

  • 「弁護士にきちんと話せば大丈夫」
  • 「Cabosが原因だとしても皆やってたから大丈夫」
  • 「自分がまさか犯罪を犯すことなんてしていないだろう」

こんな風に思っていました。
しかし、この後その期待は見事に裏切られます。


弁護士に会いに弁護士事務所へ

弁護士との初対面です。
まだ学生だったので、両親と共に弁護士の元へと向かいました。


如何にも弁護士という感じのおじさん。
良くも悪くもなさそうというイメージです。


いざ話が始まると、今回の件について根掘り葉掘り聞かれました。


そして僕は事実を伝えます。

  • 「違法アップロードなんてしていない」
  • 「紙に書いてある曲は確かにiPodに入っている」
  • 「Cabosというサイトからダウンロードした」
  • 「Cabosは友達に紹介してもらい、皆利用している」

弁護士の方もCabosというサイトを知らなかったので、違法アップロードと関係あるのかを調べるということで話は終わりました。


衝撃の事実

再度、弁護士から連絡があり、来て欲しいということだったのでまたまた弁護士の元へ。


Cabosというサイトがどういうものかわかったらしいのです。

  • Cabosというサイトはファイル共有ソフト
  • Cabosは違法なのでダウンロードしてはいけない
  • Cabosでダウンロードすると、勝手にインターネット上にアップロードされる仕組みになっている

特に3つ目です。
違法アップロードで僕のパソコンのIPアドレスが引っ掛かったのは、このことが原因だったようです。

違法アップロードしたことで、訴えられているので賠償金を請求されました。


そんなことになるなんて考えもしなかった僕は、

「そんなの知らない」
「それが原因なら周りも皆アップロードしていることになる」

と、その後も1人で何度も弁護士の元へと行き、話しましたがもちろん、

「そんなの知らなかった」

で済むはずもなく、賠償金を請求されました。


賠償金額は72万円です。

Cabosというサイトを「皆が使っていたから」という理由で使用し、無料ダウンロードをしていた自分が悪いと認めざるを得ない状況で、賠償金を支払うことを決意しました。


賠償金の計算方法

賠償金=曲数×20×アップロード期間

です。


弁護士と訴えてきた会社側で可決した金額だそうです。

アップロード期間は調べることが出来なかったらしいので、1ヶ月間ということになりました。

20という数字は何かいまいち覚えていませんが、この感じだと1曲当たりということになりますね。


1000曲以上ダウンロードしていたので。

本当は、もっと高い金額になる可能性もありました。

しかし、悪意があったわけではないことを理解して頂いたので、このような計算式で金額が決まったみたいです。


確かにダウンロードしてからずっとアップロードされていたのであれば、物凄い金額の損失が相手側に発生します。

知らなかったとはいえ、本当に申し訳ないことをしました。


最後に

「周りが皆やってるから大丈夫」

そう思って使用し、僕みたいに賠償金を支払うことになるケースは実際にあります。

ひどい場合は、逮捕されたという人もいるみたいです。


僕は賠償金を支払ってからは、無料というものに非常に敏感になってます。

音楽も月額で聞けるものにしています。


僕がこの記事で伝えたいのは、

  • 「周りが皆やってるから大丈夫」
  • 「知らなかったといえば許される」
  • 「無料と書いてあるから大丈夫」

そんな考えでいるのは危険だということです。


「まさか自分が…」

学生の時の僕はそう思ってました。
大丈夫と思ってたらいつか痛い目にあうかもしれません。


「周り皆がやっていても、初めての物を使用する時は安全かよく調べる」

「全ては自己責任」

何か新しく始める時は、このように考えるようにしましょう。


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