こんにちは、teteです。
前職では飲食店店長をしていました。
今回は、飲食店店長が休みをしっかり取るにはどうすべきかを紹介します。
Contents
実際に僕が飲食店店長をしていた時の実績
まずは実際にどれだけ休むことができていたのかを紹介します。
平均休日数 約9日
年間休日数 100~110日
飲食店店長の中ではかなり休めているはずです。
僕が休日の時は以下の8名を各時間帯責任者として、勤務してもらっていました。
パート責任者6名 学生アルバイト責任者2名
この中で新たに責任者として育成したのは、パート2名と学生アルバイト2名です。
ですので、元はパート責任者4名からのスタートでした。
結果として8名の責任者がいることによって、月14日休むことができたということです。
結論を先に言いますが、この結果からもわかるように重要となっているのは主にパートさんです。
※最高休日数はあくまでも閑散期での実績です。しかし、繁忙期でも休みを取ることは可能です。実際にお盆休みやGW期間に週休2日取ってたこともあります。
飲食店店長が休みを取る方法
さて、ここからが本題です。
飲食店店長が休みを取りやすいのは平日です。
週休2日なら、売上の低い平日に2回休みを取るのが現実的でしょう。
ここからは平日に休みをしっかり取る前提で話していきます。
キーパーソンはパートさん
先ほども言いましたが、店長が休みを取るには確実にパートさんの力が必要です。
パートさんにはこのような特徴があります。
- 社会人経験がある人が多い
- 責任感がある
- 店長よりも歴が長いこともある
人数さえいれば店長なんていなくても余裕で営業できてしまいます。
何かあったとしても、責任者として対応できる人も多いです。
長年勤めている人は店長や社員なしでも責任者を引き受けてくれることが多いでしょう。
しかし問題点もあります。
パートさんは心強いですが、
- そもそも人が揃っていないと店長は休めない → パートさんの人数を確保
- 15時くらいまでしか働けない人が多い → 学生が来るまでの15-17時のアイドルタイムに働いてくれる人が必要
このような問題があります。
それではこの問題を解決するにはどうしたらいいのでしょうか?
パートさんの人数を確保する為には
パートさん募集の注意点
人を揃えるのに重要なのは募集と採用です。
募集方法としては、
- 店頭に募集ポスターを掲示する
- 今働いているパートさんからの紹介
- ランチ帯のお客様に声をかける
- 求人媒体を利用する
このような方法があります。
募集をしても地域によっては応募が中々来ないこともありますが、応募率を上げることはできます。
それは、パートさんの要望に刺さる募集をしているかどうかです。
パートさんの要望として、
- 希望するお金をしっかり稼ぎたい
- 希望する時間曜日で働きたい
何故このような要望があるのかというと、
- 生活の為に少しでも稼がないといけない
- 家事や子どもの世話があるからパートとして働いている
主に、お金と時間に関しての希望度が高いです。
例えば、
「扶養に入れるギリギリまで稼ぎたい」 「子どもの迎えがあるので15時までにしてほしい」
こんな感じです。
これらの要望に応えることができるような募集を心がけると応募率も上がります。
パートさんを採用する時の注意点
今の店の状況で、
- パートさんの希望を叶えてあげられるのか?
- 将来しっかり活躍できる見込みがあるか?
- 旦那さんは転勤があるのか?
- 実家は近いのか?
- お子さんはいるのか?いるのなら現在何歳なのか?
あまり踏み込んで聞きにくいところもありますが、確認は必要です。
特にお子さんがいる場合は、年齢によって将来もっと長い時間入れることもありますので、そこまで考えておく必要もあります。
若いパートさんの場合は、妊娠や子育て等ライフステージがどんどん変化するので、そこまで考慮する必要があります。
即戦力として働いてほしい場合はありでしょう。
将来を見据えて計画するならよく考えるべきところですね。
せっかく応募してくれたチャンスを逃さないように、面接でお互いwin-winになるような提案を心がけましょう。
不足時間帯を埋める
飲食店で不足しがちな時間は15時〜17時が多いです。
パートさんはお子さんの迎え、学生はまだ学校がありますのでこの時間帯が埋まらず店長が休めない場合もよくある話です。
この時間帯に入れる可能性がある人は、
- お子さんが大きく、迎えの必要がなくなったパートさん
- フリーター
主にこの2パターンです。
店にいるパートさんが全員迎えが必要な小さなお子さんがいるわけではないので、理由を伝えて頼んでみると案外入ってくれるかもしれません。
アイドルタイムの不足は、今いるパートさんにお願いするのが一番解決しやすいです。
前提条件として、普段からパートさんの要望を聞いていたり、コミュニケーションをとっていることが必須ですけどね。
それが不可能ならその時間帯に入れる人を採用するしかありません。
人手不足対策
もちろんですが人手不足対策は必須です。
パートさんがいてランチ帯は大丈夫でも、学生のアルバイトがいなくてディナー帯に店長が出勤しなければならない状態だと意味がありません。
以下は僕が離職率を1年間0にした方法を紹介している記事です。
飲食店の人手不足対策に普段から心がけていること9選今の学生のアルバイト達が職場に求めているものランキング上の記事でも書いてますが、今の学生は「優しさ」を求めています。
店長が中心となって、学生達に「優しさ」を提供することができれば離職率を減らすことは可能です。
クローズまで任せられる人がいれば社員なしでも楽勝
店の営業時間にもよりますが、クローズまでの責任者がいれば店長1人店でも休みを取ることができます。
中々いませんが特徴としては、
- 子育てが一通り終わった主婦
- フリーター
- 副業として本業終わりに働きにくる方
- 優秀な学生
この中で可能性があるのは、子育てが一通り終わった主婦です。
今いるパートさんの中にもしかしたら、もっと稼ぎたいと思っている人もいるかもしれません。
一度声をかけてみるのもいいかもしれません。
もちろん学生に任せるという選択肢もあります。
学生アルバイトに責任者をしてもらう方法!店長の休日数を確保しよう!まとめ
いかがだったでしょうか?
飲食店店長が休みを取るには、パートさんの力が必要不可欠です。
- パートさんの希望を叶えてあげること
- パートさんの要望に刺さる募集をすること
- パートさんの採用は先のこともしっかり考えること
- 不足時間帯を埋める対策をすること
- 人手不足対策をすること
以上の4つをきちんと行っていると、店長でも休みを確保できます。
パートさんを大事にしない店長は、自分の首を絞めることになるでしょう。
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