【フロア中級者編】元飲食店店長が教える飲食バイトのコツ

フロア中級者の飲食バイトのコツ

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飲食バイトのフロアの仕事に少しづつ慣れてきましたか?

慣れてきたら慣れてきたで、また新たな悩みってでてきますよね?


基本的なフロアの作業は覚えたけど、もっとできるようにするにはどうしたらいいかわからない
先輩達みたいに効率良く動くことが出来ない


飲食バイトに慣れてくると、このような新たに悩みが出てくると思います。

今回はこのような(3ヶ月〜1年くらい)の方に向けての記事です。


フロア中級者に求められるものは主に基礎対応力とスピードです。

基礎対応力とは

クレームや専門的なことに関すること以外の場面で、すぐに適切な判断を下せるかどうかです。


具体的にどういうことかというと、

お客様がテーブルの上で飲み物をこぼしてしまった場合:→すぐお客様にタオルをお持ちしますと伝える→「お待たせしました、大丈夫ですか?」とタオルをお持ちして手伝えるところは手伝う→新しい飲み物をお持ちする→濡れたタオルを片付ける

このような判断がすぐに下せるかです。タオルをお持ちするタイミングで店長に報告できるとさらに良いですね。

焦らずに上記のような対応が出来ていれば問題なしです。


基礎対応力を身につけるコツ

  • 店長や先輩達の動きを普段から観察しておく
  • 何か問題が起きた時に店長や先輩だったらどうしてましたか?と聞く
  • 焦らないように自分の中で明確な答えを予め用意しておく

明確な答えというのは自分で解決できることなら対応手順を整理しておく。解決出ないことならお客様に少々お待ち下さいませと言い、店長に報告するということです。


スピード上げるには

スピードを上げるには優先順位と効率化が必須です。

優先順位とは

飲食店では同時にたくさんのやらなければいけないことがあります。その時に優先順位を間違えるとクレームに繋がる恐れがあります。


ではどのように優先順位をつければ良いのでしょうか?具体例から見ていきましょう。


Q.温かいスープを運ばなければならないのと、来店したお客様を案内するのが同時に発生した場合、どちらを先に行うべきでしょうか?

正解は、来店されたお客様に「順番に案内しますので少々お待ち下さい」と伝え、温かいスープを運ぶのが正解ですね。


ここで重要となるのは、温かい料理は温かい内にお客様にお持ちすること、来店されたお客様には店員が気付いてますよということを認識してもらうことです。

くれぐれもお客様を無視したり、冷めたスープを持っていかないように気をつけましょう。



もう一ついきましょう。

Q.同時に3組のお客様からオーダーに呼ばれた。新規の団体のお客様、新規の4名のお客様、2名様で恐らく追加注文であろうお客様の3組です。オーダーをとれるのが自分と新人だけの場合、どの順番でオーダーをとりにいくのが正しいでしょうか?

正解は、自分→追加注文のお客様→団体のお客様、新人→4名のお客様です。


ここで重要となってくるのはオーダーを待たせないことです。

すぐ終わるであろう追加のお客様を先に行き、それから団体のお客様のオーダーをとることで、あまり待たせることなく全員伺うことができます。そして新人に団体オーダーは難易度が高いのでなるべく避けましょう。


優先順位を考えるコツ

同時に作業が発生した場合、どちらを優先すべきか店長に確認しておく

店によって優先順位が異なりますので、店長に確認しておきましょう。

何故それを優先するのかという理由も聞いておくと納得しやすいでしょう。


いかに少ない時間で、待たせているお客様全員にアプローチできるかを考える

待たせてしまうのであればお客様の方を見て「少々お待ち下さいませ」と言うだけでもお客様は「後で来てくれるのか」と認識してもらうことができます。


効率化とは

よく効率良く動けとか言われますが、具体的にどう動いたらいいのかわからない時ありますよね?

簡単にいうと二度手間にならないように行動することです。

具体例を出しましょう。

  • 同じ方向の料理を同時に運ぶ
  • 料理を運んだ時についでに空いた皿を下げてくる
  • 1人でできる作業は2人以上ででしない

効率的に仕事ができていない人がよく言われるようなことです。


特に1人でできる仕事をだらだらと2人でやってしまう場面は散見されます。2人ですることでうまく力が2倍以上になるなら問題ありませんが、飲食店は狭いが故にお互いを邪魔し合ってしまうことが多いです。


他の具体例をだしましょう。

Q,お客様を案内する時に、予め案内する席を決めているのと決めていないのであればどちらの方が効率良さそうですか?

もちろん予め案内する席を決めている人ですよね?案内する時に「どこに案内しようかな」では遅すぎます。


順序としてはこうです。


4名様、2名様、6名様とお客様が待っているとしたら、

先に4名様はここ、2名様はこの席というように決めておきます。そしたら待っているお客様の元に行き4名様のお客様はこちらに、2名様のお客様は奥の窓際の席に、6名様のお客様はこちらへご案内しますというように一気に3組のお客様を案内できます。


1組ずつ案内するより確実に早いですよね。

きちんと予め案内する席を頭の中で整理しておくと効率良く案内することができます。


効率化のコツ

効率的に動ける人というのは、「こうした方が効率が良い」という明確な答えを持っています。

二度手間になっているなと感じるところがあれば、効率化可能なところということです。店長に効率的に動く方法を教えてもらいましょう。


注意
やり直しという作業が1番二度手間な作業です。これで大丈夫なのか都度確認をとるようにしましょう。

まとめ

基礎対応力とスピードを身につけたなら、かなり仕事ができるようになってきたはずです。周りからもテキパキ動いているなと思われます。


ここまで出来てさらに上を目指したい方は、上級者編に進みましょう!

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