2020年コロナが発生してから飲食店の売上が大きく落ちました。
特に4月の緊急事態宣言の時は、店を存続させることが困難になるほど厳しい状況となってしまいました。
あれからしばらく経ちましたが、飲食店の売上は相変わらずコロナ前の状態には戻っていません。
しかし、売上が完全に戻ってきている飲食店も中にはあります。
売上が厳しい状態にある飲食店が、少しずつ以前の輝きを取り戻す背景には一体何があるのでしょうか?
Contents
2020年夏〜秋にかけての飲食業界の売上推移
2020/09 | 2020/08 | 2020/07 | |
マクドナルド | +6.3% | +12.4% | +1.0% |
KFC | +4.8% | +13.6% | +27.3% |
モスバーガー | +0.3% | +2.9% | +6.6% |
吉野家 | -9.2% | -16.8% | -5.7% |
すき家 | -1.6% | -1.2% | +2.7% |
松屋 | -14.9% | -12.4% | -11.6% |
CoCo壱番屋 | -10.8% | -8.6% | -10.7% |
天丼てんや | -16.4% | -13.6% | -18.4% |
いきなり!ステーキ | -% | -38.0% | -36.0% |
ペッパーランチ | -% | -34.1% | -25.5% |
餃子の王将 | -5.4% | -4.2% | -6.1% |
ロイヤルホスト | -16.5% | -18.8% | -13.9% |
大戸屋 | -% | -28.5% | -28.6% |
すかいらーくグループ | -21.7% | -26.8% | -26.4% |
デニーズ | -% | -27.4% | -24.8% |
日高屋 | -19.3% | -24.3% | -26.1% |
サイゼリヤ | -22.7% | -28.5% | -27.1% |
スシロー | -2.9% | -12.3% | -3.5% |
くら寿司 | +7.9% | -5.4% | -7.7% |
鳥貴族 | -22.8% | -40.9% | -23.2% |
コメダ珈琲店 | -% | -7.5% | -10.1% |
ドトール | -% | -30.7% | -31.2% |
サンマルクグループ | -% | -32.1% | -30.2% |
6月頃から売上はほぼ横ばいとなっていますね。
やはり緊急事態宣言が発令されてから半年が経った今でも、飲食店の売上は低迷しております。
ある企業とファストフードを除いては…
過去の売上推移を見たい方は以下からどうぞ!
コロナ自粛による飲食業界の売上推移【テイクアウトに強い飲食店はやはり強い】相変わらずテイクアウトが主流のファストフードは強い
- マクドナルド
- KFC
- モスバーガー
といったファストフードは前年をほぼ割ることなく、成長を続けております。
消費者を飽きさせることなく、次々と新しい商品や定番メニューで着実に売上を確保しています。
秋といえば栗や月見ですね。
毎年お馴染みですが、その人気はコロナ化でも変わらないでしょう。
そしてテイクアウトの課題である早さですが、ファストフードは相変わらずの早さです。
ファストフード以外の飲食店が現状より大きく早くならない限り、テイクアウトの首位は守り続けられるでしょう。
ファミレスや居酒屋等はこれからの大きな課題ですね…
そんな中で唯一売上を伸ばしてきたのがくら寿司です。
なぜこんなにも売上が伸びたのでしょうか?
くら寿司が売上を回復できたのもあの人気アニメとコラボしたから?
回転ずしはコロナ後、最も早く売上が回復してきましたが前年を超えるほどではありませんでした。
しかし、ついにくら寿司が前年を大きく上回りました。
1番の要因はやはり、
「鬼滅の刃とのコラボ」
でしょう。
- 会計2000円ごとに鬼滅の刃クリアファイル
- ビッくらポンでアクセサリーやバッジ
- 鬼滅の刃コラボメニュー
と、鬼滅の刃ファンには堪らないイベントとなっております。
飲食店の売上を上げるには他と違った新しい政策を打ち続けるしかない?
コロナで新しい生活様式になり、テイクアウトの需要が急増し、各社がテイクアウトに力を入れるようになりました。
しかし、各社がテイクアウトに力を入れたので結局お客さんの取り合い状態です。
もはやテイクアウトを取り入れるのは、飲食店の必要最低限の条件となってしまいました。
そんな中でくら寿司が今回大きくヒットした要因は、やはり鬼滅の刃とのコラボです。
これからはこのように新しい政策を打ち続けられる飲食店だけが売上を伸ばしていくことができそうです。
そういえば最近こんな本を読みました。
この本にも、
「挑戦し続けないことだけが唯一の失敗だ」
というメッセージを強く発信していました。
まさに今の飲食業界にピッタリの内容です。
上手くいかない政策もあるでしょうが、10挑戦して1でも当たれば成功だということです。
詳しい内容を知りたい方は読んでみてはいかがでしょうか?
会話形式の本となっているので、本が苦手な方でも非常に読みやすくなっております。
いろいろと問題のあるGo Toイートは飲食業界の追風となるか?
飲食店支援のために始まったGo Toイートキャンペーン。
このキャンペーンによって飲食店の売上は回復に向かうとは思いますが、問題が次々と起こっているようですね。
「ポイント額(1000ポイント)より少ない金額で食事をすれば、実質お金をもらいながら外食できる」
鳥貴族マラソンなんて言われてもいましたね。
すぐに改訂され、1000円以下の食事ではポイントがつかなくなりました。
しかし、1000円のものを頼めば実質タダで外食できてしまうということで、問題は解決されませんでした。
いろいろと問題の多いGo Toイートですが、徐々によくなり飲食店の売上も少しずつ回復に向かうのではないでしょうか?
今後に期待ですね。
まとめ
やはりまだまだ前年と同じほどの売上回復は見込めませんが、新しい政策を打ち続けることで希望がみえてくるかもしれません。
Go Toイートも後押しとなって、飲食業界が盛り上がることを祈っております。
コロナでも負けない飲食店はどこ?売上推移から読み取れること!
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