【飲食店新任店長の悩み】新任店長がやってはいけない3つのこと!

【飲食店新任店長の悩み】新任店長がやってはいけない3つのこと!

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初めて店長になる時って緊張しますよね。そして不安もたくさんあると思います。

  • 店長を任されたけど従業員は自分のことを店長として認めてくれるかな?
  • 新任店長はまず何をやるべきなのかがよくわからない。
  • 新任店長になっていきなりミスしてしまわないかな?

こんな悩みが新任店長にはあると思います。



今回はそんな新人店長の悩みについて、「新任店長がやってはいけないこと」を3つに絞って解説していきます。


新任店長はプレイヤー目線で働くのはOKだがプレイヤーとして働いてはいけない

副店長時代は上司に店長がいたので、プレイヤーとして働いても問題ありませんでした。


しかし店長になっても、プレイヤーとして働くと非常に危険です。

指導や管理が行き届かなくなってしまいますから。



指導や管理が行き届かなくなると、下記のようなことが起こります。

  • 防ぐことのできたミスに気付くことができない
  • 自分の知らないところで不正や間違った行動が行われている可能性がある
  • 従業員が育たない
  • 今後の課題や改善策を見つけることができない

とにかく店長として大事な「気付き」という部分が失われることになります。


「気付き」がなくなると「行動」を起こせません。

ですので、新任店長はプレイヤーとして働いてはいけないのです。




しかし、細かな「気付き」を得る為にもプレイヤー目線で働くことも必要です。

ここでいう「プレイヤー目線」とは、プレイヤーとして働いているが、管理者としての目線で働くということです。



実際にプレイヤーとして働いてみなければ、見えない景色は必ずあります。

例えば、

  • キッチンの食材や器具のレイアウトは適切か
  • 現状のやり方でピークを乗り越えるのに問題はないか
  • 現状のやり方で従業員の負担になっていないことはないか
  • 現状のやり方でお客様の不満に繋がるようなことはないか

このような「気付き」を得る為にも、プレイヤー目線で働くことも大事なのです。



実際に普段働いてもらうのは、パートやアルバイトの従業員ですからね。同じように働いてみなければ、わからないこともあります。

新人店長がプレイヤー目線として働く意味は、「気付き」を得る為なのです。


新任店長は3ヶ月は店舗の環境を変えてはいけない

新任店長になると、

  • 売上を頑張ってあげるぞ!
  • ダメだと思ったところは改善して成果をあげるぞ!
  • 従業員の士気を上げる為に頑張るぞ!

とか思いがちですが、まずはその気持ちをなんとか抑えて下さい。



というのも、従業員も店長が変わるということで不安な気持ちがあります。

今まで従業員達が作りあげてきたやり方や考え方もあります。


そんな中ですぐに店舗の環境を変えてしまうと、反感を買いやすくなるのは当然です。例えば、下記のような行動は必ず反感を買います。


効率の悪いと思ったやり方を理由も聞かずに否定して変える

従業員は今まで「そのやり方が正しい」と思って働いてます。プライドがある人もたくさんいます。

気付かせてあげたいという気持ちはわかりますが、まずはそのやり方を自分でも経験してみるのです。



まずは3ヶ月環境を変えるのは我慢して、その店のやり方を実際にやってみましょう。

その後でやっぱり効率が悪い等と感じるのであれば、変えてみる提案をしてみてもいいと思います。


人は慣れてくると、最初に感じた違和感というものがどんどん薄れていきます。「これはこうした方がいいのではないか」と感じたものがあれば、忘れないようメモしておきましょう。


3ヶ月は環境を変えるべきではありませんが、1つだけ例外があります。それは既に崩壊しかけてしまっている店舗に配属された場合です。その場合は、すぐにでも改善しないと手遅れになることがあります。新任店長が崩壊しかけている店に配属となることはあまり考えられませんが…

新任店長は従業員からの要求を先延ばしにしてはいけない

これは新任店長だけではありませんが、新任店長は特に従業員からの要求を先延ばしにしないで下さい。

何故なら新任店長はまだ信頼が全くないからです。



信頼のある店長なら、従業員からの要求が遅れてしまっても、

  • きっと忙しいんだろうな
  • いつもやってくれるから大丈夫だろう

と思ってもらえます。



しかし新任店長は信頼がないので、従業員からの要求が遅れると、

  • 新しい店長は全然対応してくれない
  • 店長になるの早すぎたんじゃないの?
  • 新任店長だからって出来なさすぎ

このように新任店長であっても、従業員からは同じ店長として見られるので厳しい意見がとんできます。そしてどんどん信頼が失われていくのです。



従業員からの要求は、すぐに対応してほしいことです。信頼関係を気付けないとその先、従業員から協力を得ることはできません。


協力を得られなければ、店を良い方向に変えることもできません。

それほど従業員の要求にすぐ対応して、信頼関係を構築することは大切なことなのです。


新任店長がやってはいけないことをしたくなってしまったら

  • 接客がすきなのでどうしても先頭に立って接客したい
  • どうしても今すぐに改善したいことがある
  • 仕事が忙しすぎて従業員からの要求を後回しにしたい

全てにおいて理解してもらうことができればOKです。



新任店長がやってはいけないことの中には、店舗で働く従業員が必ず関係しています。


理解してもらう為に、店内会議を開いてもいいでしょうし、普段から何故自分はこのような行動をしているのかというコミュニケーションをとれているのであれば問題はないでしょう。

しかし理解を得られていなかったり、従業員の顔が曇っているのなら我慢すべきでしょう。


今は我慢し、時間をかけて信頼関係を気付いてから、また理解してもらえるように行動すればいいのです。新任店長の失敗は、特に修復するのに時間がかかります。我慢することも大事な仕事ですよ。

まとめ

新任店長は悩みがたくさんあると思います。

副店長の時と違い責任も重くなってきますから、行動には充分に気を付ける必要があります。


まずは新任店長としてプラスの成果を出すのに努力するのではなく、マイナスをなくすことに努力すると新任店長としてのスタートを上手くきることができるでしょう。


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