飲食店の店長って30~40代くらいのイメージありませんか?
そんなイメージがあるので20代で店長になると周りから「すごい!」とか「若い店長うらやましい!」と言われて良い気分になっちゃったりもします(笑)
とまあ、そんなことは20代で店長になるちょっとしたおまけみたいなものなので大したメリットではありません。
20代で店長になることで、周りからチヤホヤされること以外にたくさんのメリットがあるので、今回は飲食業界で働くなら20代で店長になるべき理由について話します。
Contents
飲食業界で働くなら20代で店長になるべき理由
![](https://www.tetelog.org/wp-content/uploads/2020/05/20200409150733-1.jpg)
マネジメント業務を早期から経験することができる
主にヒトモノカネに関する店舗運営に必要なマネジメント業務を学ぶことができます。
店舗の社外秘の情報は店長に送られます。
その情報からどの数値をいつまでにどれだけ変化させるのかといった業務も、店長になって経験することです。
マネジメントは歳を取ればとるほど部下ができるので必要になってきます。
そのマネジメントを20代で経験できるのは大きなアドバンテージです。
店長と副店長とでは仕事の幅が大きく異なる
正直全然違います。
大きな違いは以下の2つです。
・責任の大きさの違い
店長の発言や行動は会社を代表として行っているとみなされます。それだけ責任重大です。
何かあったら全て店長にとんできます。副店長の時以上に従業員の教育に力を入れないと、お客様の満足度が下がってしまいますから責任重大です。
・意思決定の有無の違い
何かあったとしてもどうするかは店長の意思決定に左右されます。
ここぞという時の判断は店長が決定しなければなりません。
部下に手伝ってもらうかを決める意思決定も店長次第です。
この辺りが店長と副店長の大きな違いですね。この違いが大きな経験の差を生みます。
課題解決力が早期から身につく
この問題にはこう対応するあのクレーマーにはこうやって対応する
このような経験を積む内に、自分なりの攻略法みたいなものができてきます。
これも店長となって経験することで身につきます。
他にも自ら課題を見つけ出し、どうやって解決するかということも店長として求められます。
ずっと問題となっている人手不足対策も店長の課題の1つで、店長の行動次第で大きく変わります。
![人手対策9選](https://www.tetelog.org/wp-content/uploads/2020/04/work-4997565_960_720-1-500x300.png)
体力がある内に次のステージへの一歩を踏み出せる
店長の上の役職といえば、スーパーバイザーやエリアマネージャーが挙げられます。
このような役職になるチャンスが店長になるのが早いほど早くまわってきます。
40代とかになってくると現場で働くのもかなり厳しくなってくるはずです。
それを回避する為にも若い内に経験を積んで、体力が衰えてきた時には管理職となって店長を指導する立場の方が精神的にも体力的にも安定します。
生涯年収が高くなる
役職が上がるということは年収が上がるということです。
会社にもよりますが副店長から店長になって年収が100万以上変わる会社もあります。
私が働いていた会社では基本給が約6万上がりました。
年収だと120万ですね。
残業代やボーナスも基本給から計算されるので実際はもっと多いです。
大手飲食店の場合、20代の店長の年収は同年代より確実に高いです。
私は年収600万以上ありました。その分残業はかなりしてますけどね。
![飲食店店長の給料の内訳](https://www.tetelog.org/wp-content/uploads/2020/04/3138285_s-1-1-520x300.jpg)
主戦力となる学生アルバイトと年齢差があまりない状態で働ける
意外と大きなメリットだと思います。
人柄にもよりますが、おじさんと若いお兄さんとでは学生からの目線は変わります。
流行の物とか音楽とか歳が近いと共通の話題って結構あったりするもんです。
大学生だと5歳前後しか変わらないですからね。ぎり小学校被ってます(笑)
40前後の人で共通点なさすぎて困っている店長も実際に見たことがあります。
コミュニケーションがないと店は上手くいきませんからね。
年齢って結構重要です。
もし転職するとしても店長経験を活かせる
店長を経験していないより、している方が確実に有利です。
20代で責任のある仕事を任せてもいいと評価されていたと思ってもらうことができます。
これってかなり大きなことです。
言い換えると、信頼があって任せられると思わせることができるからです。
店長を任せられていたのだから、社会人マナーはあるだろうしマネジメント経験もある。
副店長や一般社員とは見られ方が全然違います。
まとめ
20代で店長になるべき理由をあげましたがいかがだったでしょうか?
もちろん早くなることで発生するデメリットもあります。
責任のある立場になりたくないと思っている方も多いでしょう。
しかし、あらゆる視点から見てみるとたくさんのメリットがあります。
飲食業界で働くなら私は早く店長になることをおすすめします。
![飲食店店長の仕事はドラクエに似ている](https://www.tetelog.org/wp-content/uploads/2020/05/controller-2923485_1280-520x300.png)
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