【実績公開】飲食業界に勤めると最大何連休とれる?旅行に行くことは可能?

【実績公開】飲食業界に勤めると最大何連休とれる?旅行に行くことは可能?

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飲食業界って労働環境の悪さからブラックと呼ばれがちです。ご存知の通り、年間休日数は他の業界と比べても少なくなります。


以下は厚生労働省が発表した1企業平均年間休日総数の表です。

業種1企業平均年間
休日総数
情報通信業118.8
学術研究、専門・技術サービス業118.8
金融業、保険業118.4
電気・ガス・熱供給・水道業116.8
教育、学習支援業112.7
製造業111.4
複合サービス事業110.4
不動産業、物品賃貸業109.6
医療、福祉109.4
サービス業(他に分類されないもの)109.0
卸売業、小売業105.7
生活関連サービス業,娯楽業104.6
建設業104.0
鉱業、採石業、砂利採取業103.8
運輸業、郵便業100.3
宿泊業、飲食サービス業97.1
厚生労働省「平成30年就労条件総合調査」


唯一平均休日数が2桁ですね。

飲食の仕事がすきでこれから飲食業界に入ろうと感じている人の中には、旅行が大好きという人もいるでしょう。私もそのうちの1人でした。ですので毎年必ず旅行に行っています。


少しネタバレとなりましたが、飲食業界に入っても旅行には行けます。但し、どこでも旅行に行けるわけではありません。

今回は飲食業界に勤めると、最大何連休とれるのかについての記事となっております。


副店長時代は最大6連休、店長時代は最大5連休

まず私の実績としては、

副店長時代の最大連休数 6連休  

店長時代の最大連休数 5連休

でした。


休んだ曜日は副店長時代は日曜日〜金曜日、店長時代は月曜日〜金曜日です。


ちなみにそれぞれの連休を取得した時は、台湾やタイに旅行しました。これだけの連休があれば東南アジアは楽勝です。

さすがにヨーロッパやアメリカなどになるともう少し休日がほしいですね。行くのに半日以上かかりますし。


店長以上の役職で5連休以上とれるのは稀

実際に私は店長時代に5連休をとりましたが、とれたのは一度きりです。

数ヶ月前から連休をとるために綿密に計画を立てた上です。


そして店長時代に私以外の人が5連休以上とれたのは他に1人しか知りません。詳しくは不明ですが5連休以上とれる店長は1割もいないでしょう。

ちなみに私が勤めていた会社では、店長以上の役職(エリアマネージャー等)は3連休以上とってる人は見たことがありません。


副店長までの役職は休みはとりやすいが数年未満

新入社員〜副店長までは店長が気を利かせてくれて、連休をたくさんくれる場合があります。

もしかすると1週間以上休みをくれる可能性があるかもしれません。まあ見たことはありませんが。


ですがそうやって連休をくれるのも飲食業界の場合、数年未満となります。

飲食業界の特徴で店長になるまでにかかる年数として、1年〜10年未満で店長になることが多いので、旅行のための連休をとりたいなら30歳くらいまでが限界でしょう。もちろん店長になればあとは自分次第です。


MEMO
将来的に専業主婦を考えている女性の場合はありかもしれませんね。実際、30歳以降の女性社員が飲食業界に少ないのは、こういうことも原因となってるかもしれませんね。

土日祝はほぼ休めないものだと思うべき

やはり飲食店の稼ぎ時が土日祝なので、中々休むことができません。

新入社員や副店長でも休める環境がなければ難しいでしょう。店長となると余計に難しいですね。


お客様の数や従業員の数が多くなると、それだけコントロールするのも大変ですし、クレームも起きやすくなります。

そんな時に休むと社員1人あたりの負担も大きくなってしまうので、休みにくいのです。


飲食業界で連休をとるための条件

今までの私の経験からいうと、

  • 人手不足に陥っていない
  • 社員数が複数もしくは社員と変わらない責任者が複数いる
  • 連休をとることに会社の理解がある
  • 従業員が協力的

上記が必須条件でした。


特に飲食業界は人手不足が蔓延してますので、この点をいかに克服できるかが連休取得の鍵となっています。最低条件という感じですね。

【店長だって休める!】飲食店店長が安定して休みを取る方法【店長だって休める!】飲食店店長が安定して休みを取る方法店長のお願いの仕方でアルバイトの出勤率が変わる!心理テクニックを紹介!店長のお願いの仕方でアルバイトの出勤率が変わる!心理テクニックを紹介!

あと注意しておきたいのが、チェーン店だと周りの社員と月間休日数の差が大きく開かないように、調整を行う場合があります。

簡単にいうとA店長の休み数が月5回しかなく、B店長の休みが月15回あるなら、同じくらいになるようにA店長の休み回しの為にB店長がヘルプに行くみたいな感じです。以下の記事で詳しく解説しています。

飲食チェーン店店長の休日数が絶対増えないカラクリを解説!飲食チェーン店店長の休日数が絶対増えないカラクリを解説!

それで何が起こるかというと、連休をとるとしばらく連勤になる可能性があるのです。他の社員が月8回しか休めてない状態で5連休をとると、残りの休日数はあと3日しかありません。

私が店長時代5連休をとった時は、その後1ヶ月以上週休1日でした。


海外旅行に行きたいなら飲食業界は避けるべき

ここまで言ってきたように、他の業界と比べると連休はとりにくいのが飲食業界の現状です。

もしヨーロッパやアメリカなどガッツリと旅行に行きたい人は、飲食業界は避けるべきでしょう。


辞めるまで一生いけない可能性が大です。私は飲食業界を辞めて3週間ヨーロッパに旅行しに行きました。まあこの期間は他の業界でも厳しいでしょうが…


しかし他の業界なら有給を絡めると、

  • ゴールデンウィーク
  • お盆休み
  • 年末年始

この辺りだと1週間以上の休みをとることは可能だと思います。高いですけどね。


まとめ

私は店長時代でも5連休をとることができましたが、それは周りの協力や運があったこともあり取得できたものです。

飲食業界での連休取得の平均は不明ですが、多くても4連休くらいと思っていた方がよいでしょう。とれるなら飲食業界の閑散期である2月、6月、10月あたりです。


年間休日数も他の業界と比べて少ないので、飲食業がすきでないとあまりオススメはできないですね。


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